ベルサンテグループ

派遣の先生の声

派遣の先生インタビュー

あやか先生

派遣保育園歴:2年目
大阪府大阪市 保育園勤務

#家族時間も仕事も充実させたい
#必要とされる喜び
#家でも園でも全力で遊ぶ!

今の働き方は?

保育科の短大を卒業後、地元の和歌山県で正職員の保育士として4年間働きました。

夫の転勤で大阪に拠点を移したタイミングで派遣保育士としてのキャリアをスタート。今は息子を育てるママさん保育士として、大阪市内にある保育園で週4日勤務しています。

フリー担当ですが、主に2歳児クラスに入らせてもらっています。園長先生をはじめクラスの先生方もすっごく気さくで、お仕事しやすい環境で有難いです。

小さいときから年下の子と遊ぶのが大好きだった

保育士になったきっかけを思い返すと、幼少期から常に年下と接する機会が多かったことも一つの要因かなと思います。

3つ下の妹のお世話をしたり、近所に住む妹と同級生の子たちと毎日遊んだり。

いつも「何して遊びたい?」って聞いてから、その子たちがやりたい遊びを一緒にしていました。とにかく一緒に遊ぶことが楽しかったので、お姉ちゃんとして「何かしてあげている」という感覚は一切なかったんですけどね。

あとは、小学校から高校三年生までジュニアリーダー※の活動もしていました。

(※ジュニアリーダー:子ども会のキャンプやレクリエーション大会等の企画運営や指導をする取り組み。)

全国大会に出場して、活動内容をプレゼンしたり、地域が異なる子や幅広い年齢のたくさんの子どもたちと関わらせてもらってよい経験になりました。

そんな幼少期から学生時代を経て、将来のことを考える時期になった高校三年生のときに自然な流れで「私は保育士になりたい!」と思ったんです。

その気持ちを両親に話したら、父から「おまえは、子どもと遊ぶのが天職やからな!」と言って応援してくれたのを今でも覚えています。

自他ともに認める子どもと遊ぶことが大好きな子だったんですよね。

あとは子ども好きな母の影響もあったのかもしれません。

悔しくて何度も泣いた、新人時代

保育科の短大を卒業後は和歌山の保育園に就職。結婚を機に退職するまでの4年間、正職員の保育士として働いていました。

マニュアルがしっかりとある園で、見て覚えて、自分で考えて動く風習に、若かったこともあってかなり苦労しました。

落ち込むことも度々で、何度悔し泣きしたか分からないほど(苦笑)。

でもこの時期に、常に周りをみながら先を読んで行動するスキルを身につけたお陰で、その後、どの保育園に行っても「先生は仕事が早い!」と言ってもらえることはすごく有難いですね。

知人の紹介でベルサンテと出会う

その後、結婚して大阪に引っ越しをすることになったので、新しい職場を探すことに。

たまたま短大時代の友人が先にベルサンテさんの派遣保育士として働いていて「おすすめだよ!」と教えてくれたので紹介してもらって登録しました。

和歌山から大阪に引っ越しして、エリアの保育園事情も全く分からず心配だったんですけど担当者さんがエリアの特徴を丁寧に教えてくださったり、希望に合う園を探してくれました。

息子の預け先を決めるときもめちゃくちゃ親身になって相談にのってくださいました。

きっとそれは派遣のお仕事とは全く関係ないことなのに、いろいろ教えてくださったことに当時とっても救われました。

今担当してもらっているsaitouさんもいつもニコニコ明るい方ですごく信頼しています。

定期的に連絡をくださるので、私の今の仕事状況をしっかり把握してくださっています。

勤務園との間に頼れる存在がいることは派遣ならではの良いところだなと思いますね。

派遣保育士の働きやすさを実感したので、和歌山時代の後輩が関西に引っ越してきた時にはベルサンテさんを紹介させてもらいました。

彼女も今、派遣保育士として元気に頑張っているようで嬉しいですね!

子育てで大切にしたい三箇条

「家族を何よりも第一に」という考えを優先できるこの働き方は、今の私にとってベストな選択なんだと感じています。

例えば定時ピッタリで仕事を終えられることも魅力の一つ。

「あやか先生、あと1分で退勤時間だから、あと私やっとくね~!」と現場の先生が声をかけて下さるし、他にも家庭の事情に合わせて休みを調整させてもらったり。

そのおかげで自分の子どもともしっかり向き合えてる気がしています。

家に帰ってきたら子ども中心モード!にリセット。子どもが「ママ、一緒に遊ぼ~!」って言ってくれたら、洗い物は後回しにして全力で遊びます。

その代わり早くて寝てね~って内心思いますけどね(笑)。

子育てするうえで大切にしたいなと思うことがあるんです。

・両親から気持ちが離れていかないようにしたい

・何かあったときに相談できる存在でいたい

・父親のことをいつも尊敬できる存在でいてもらいたい

こんな思いがありますが、主人とも「息子に自分たちの意見を押し付けるのだけはやめようね」とも話しています。

子どもはどんどん大きくなっていきます。

限られた時間を大切に仕事とのバランスをとりながら子育ても大切にしていきたいですね。

今目指すのは「即戦力になること」

仕事をするときに大切にしているのは、“いつでも笑顔で明るくいること”。

もし仕事中にしんどくなっちゃったときも頑張って笑顔でやりぬいて、帰って家で寝込むタイプです(笑)。

保育は一人ではできない仕事。自分がいつも笑顔でいれば周りも明るい気持ちになるし、子どもたちも話しかけやすいと思うんです。

あとは、私が今の立場で目指すべきことは“即戦力” になること!

小さい子どもを育てているのでお休みをもらうこともあります。昨年は長期でご迷惑をおかけしたことも。

その時、休み明けに乳児主任の先生が「先生待ってたよ~!やっぱりあやか先生がいると助かるわ~」と言ってくださったんです。

それを聞いて“自分って頼って頂ける存在なんだ!”と。それだったらもっと頑張らないと!と思わせてもらったんですよね。

「派遣の先生だから」と気を遣われるのは嫌なんです。

子どもたちのまえで、絵本も読むし、お歌も歌うし、意見もお伝えするし。

自分ができることがあれば周りの先生の役に立ちたいと思います。

やっぱり、保育っていいなという瞬間は?

子どもの成長を間近で感じられたり、達成感を一緒に味わえることですね。

子どもの成長は日々の積み重ね。昨日できなかったことが今日はできるようになったり、ずーっとできなかったことが突然できるようになったりすることもあります。

例えば、着替えるのに時間がかかっていた子が早く着替えられるようになるのも、すっごい成長じゃないですか。

そんな子どもの成長を保護者に伝えて一緒に喜べるのも、保育士として喜びを感じる瞬間ですね。

私自身が親になって、自分の子どものように園のみんなを大事にしたいと強く思うようになりました。どんな小さなことでも保護者の方に伝えたいし、逆に伝えてもらいたいと思うようにもなりました。

ちょっとしたことでもポロッとこぼせる、そんな先生でありたいですね。

私自身も親として、保育園や保育士に期待をしています。

だからこそ自分も期待に応えられるように頑張らないといけないし子どもたちに良い保育を受けてもらいたい。

やるからには私自身も、できる範囲のなかでスキルアップしながら保育のキャリアを重ねていきたいですね。

大切にしている言葉は?

「全力で楽しむ」

自分が楽しめないと子どもたちは楽しめないと思います。

私の根底にあるのは、子どもたちと遊ぶ瞬間が楽しい!という気持ち。

その思いが保育士になった私のルーツです。昔も今も変わらず、園でも家でも子どもと全力で遊ぶのは私にとっての当たり前。

その気持ちをずっと忘れずにいれたらいいなと思っています。

【編集後記 fromあやか先生担当の保育コンシェルジュより】

あやか先生いつもありがとうございます!

「撮影の前日から緊張している」とお話されていましたが、当日は全くそんな様子なく自然な笑顔が素敵でしたよ!

あやか先生が帰りの会で手遊び歌を歌ったり、絵本の読み聞かせをおこなっている姿を拝見し、頑張っていらっしゃるな!と嬉しくなりました。

特にクラスの先生同士笑顔でコミュニケーションをとりながら連携している姿を見た時に、“この保育園に紹介してよかった!”と思わせていただきました。

記事の中で仰っていた「即戦力になりたい」という保育への前向きな心持ちを知りハッとしました。

昨年はお子さんの体調によりお休みが必要な日もあり不安でしたよね。私にも小さい子がいますのですごく気持ちが分かります。

でもあやか先生の前向きな姿勢と明るさがあるからこそ、周囲の協力を得られるのだと思います。

これからもお子さんのことを大切にしながら保育を楽しんで、あやか先生らしくいて下さいね。これからもよろしくお願いします!

from 保育コンシェルジュ saitou

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インタビュー・構成 ・文 : 野間直樹
文 : 堀池恵美
写真 : 黒田彩加

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